Webについての雑記

Webについて感じたことなど。

気の抜けたサイダー

インターネットで検索したサイトがいつの頃からか似たような見た目のものばかりになった。行間が不自然に広く、左右に大きく空白があいた間延びしたページにオーバーアクションな人の変顔の素材が数行おきに貼り付けられ、要約すれば数行で済む内容を回りくどく説明したあげく、最後まで読んでも何も結論がわからない。そんな気の抜けたサイダーのようなサイト。

Googleの検索順位を上げるため、サイトを途中まで読んで離脱する人を防ぐため、アクセス数を増やし表示する広告の収入を上げるため等、様々な理由からそのような形態が最適と判断され、増えてきたことは理解はできる。一方でそういったサイトを見るたび何ともいえない不快さを感じるようになった。

この感情は、内容の有用さより規格にあった「行儀のよい」サイトであるかどうかで検索のランク付けがされた結果、本来見つけられたはずの有用な情報を見つける機会を奪われることへの不快感ではないかと思う。

1行の文字数が少ないサイト

1行の文字数が少ないサイトが増えた理由を調べたところ、読みやすくすることでサイトからの離脱率を減らすためのデザインを追求した結果であるらしい。商業的なサイトでそういった観点が重視されるのは理解できるが、どこか軽薄で他人に対する敬意がなく、小手先のテクニックで自分に思い通りに誘導しようということが透けて見える。

テキスト主体のサイト

人の感情、サーチエンジンの動作をハックするWebデザインの蔓延にうんざりしたこともあって、そういったデザインと無縁なテキスト主体で構成されたサイトを探しては読んでいる。

こういったサイトはどれもそういった商業的なデザインと無縁のシンプルなテキストベースのサイトで、文を「読まされている」のではなく、「読んでいる気分」になれる。

リンク集で見つけた記事を読んでみたいサイト

Geminiプロトコル

テキスト主体の新しいプロトコル。 このサイトのWebProxyを使うとブラウザからGeminiサーバーでホストされたサイトを見ることができる。

誰のために書くか

誰のために書くかの想定が無いと文の一貫性が保てない。なので、ここに書く文は未来の自分に向けて書くことにしようと思う。プログラムを書いていると数週間前の自分は他人同然ということをよく実感する。昔の自分が書いた文を読み直すことは無駄にはならないはず。

書いてみると

とりとめない内容でも思ったことを書き出してみると、それまで思考のループ中頭を離れなかったそのことが頭から消え、別のことを考えられるようになる。意識しているわけではないが文に書きだした事柄についてはそれが解決していなくてもどこか「一旦そのことは置いておく」という気持ちになれるものなのかもしれない。

ダークモード

ライトモードは近視を悪化させるという論文を読んで、選択可能な場合はダークモードを使うことにした。 なお、文章の内容の読み取りやすさはライトモードのほうが上らしい。