住んでいる町についての雑記
引越し
他人の人格を尊重できない人間とは家族であっても一緒に暮らすことはできない。そのことを実感する出来事があった。母をそういった人間のいる環境から救うため一緒に引っ越すことにした。転居先はなかなか条件に合う物件が見つからず、気にいった家とはとても言えないが決断は間違っていなかったと信じている。
町が気にいっていない
引越し先の町が気にいっていない。スーパーなどの店舗の中や歩道でのマナーの悪さが目立つ。また、付近を流れる川は水量が少なく澱んでいて散歩コースとしてあまり楽しめない。
一方で、和菓子屋、パン屋、ケーキ屋、肉屋など昔ながらの個人の店舗が充実していて、買い物はなかなか楽しい。これからも好きなところを探していければ、と思っている。
青面金剛像
近所に古い石像があり、いつも花や供え物がきれいに飾ってある。地元で大切にされているようだ。古いものであまりはっきりした形はわからないが、阿修羅像のように手が多い仏像のように見える。調べたところ青面金剛の像らしい。だいぶ歴史があるもののようだ。
宝暦九己卯 二月吉日と書かれている。
宝暦九年
明治5年(1872年)まで日本で使われていた太陰太陽暦でいう1759年のこと。江戸時代中期。
- 前年に京都で竹内式部が公家に尊王論を説いて追放刑となる宝暦事件が起きている。
- 宝暦は凶作や地震を理由とした災異改元の要素があったと言われている。
- 江戸はこの時代世界最大の都市だった。
- 政治腐敗の時代、暗黒時代などとみなされ、賄賂政治の代名詞とされる「田沼時代」にあたる。
Wikipediaの情報
唐の時代、インド密教の「マハーカーラ」の姿が、説明抜きで絵図だけ一人歩きして中国に伝わり、ドクロの首飾りや蛇を巻き付けた怖しい姿から病気を流行らせる悪鬼と誤伝されて、「青面金剛」と命名されて病気平癒祈祷用に使われた。 マハーカーラと青面金剛の関係は「誤伝」であり、本来は無関係である。中国の道教思想に由来し、日本の民間信仰である庚申信仰の中で独自に発展した尊格である。庚申講の本尊として知られ、三尸(さんし)を押さえる神とされる。
駅前の民度の低さ
駅の近くのスーパーを利用しているが驚くほどマナーが悪い。道を全く譲らすにカートをぶつけてきたり、サッカー台に強引に割り込んで来たり。そしてそういった人のほとんどが老人。
先日少し駅から離れたスーパーを発見して入ってみると、まったく雰囲気が違った。駅前のスーパーの異常な雰囲気はなく、ごく当たり前にマナーが守られている。
歩いて10分程度しか距離が離れていないが、民度に驚くほど違いがあり土地が高いであろう駅の近くのほうが低いのは不思議。
クワの実
川沿いを歩いていて地元の人にクワの実がたくさんなっている木を教えてもらった。川の柵の中で人通りもなく環境がよいのでよく育つのではないかということ。子供の頃は取った実をフキの葉に包んで絞って飲んだりもしたらしい。 今はヒヨドリたちが実を食べている。